「運動したのに体重が0.5㎏増えちゃった」
「ランニングした後なのに体脂肪率が増えた」
こういったご経験ございませんか?
今回は、ダイエット中やボディメイク中に
気にするべき数字について解説します。
体重は二の次
ダイエット中、
最も気にするべきポイントは体重では無く、
体脂肪量と筋肉量です!
理由は単純で、
体重が減った=脂肪が減った(痩せた)
でも無ければ、
体重が増えた=脂肪が増えた(太った)
でも無いためです!
もっと言うと
痩せる太るに体重は関係ないんです!
また、
逆に体重が一定、もしくは増えていても
体脂肪量が減り、筋肉量が増えた事で
体重が一定、または増える分には
良いはずです!
ですので、
まず気にするべきポイントは
体重では無く、体脂肪量や筋肉量です!
ダイエット中でも体重が増えるのは何故
まさに大きな疑問ですよね。
ざっと考えられる事を下記にまとめます。
◆食べた分の重さで増えた
単純に食べた物が胃腸に残っているパターンですね!
あくまで食べ物そのものの重さですので
体脂肪が増えた訳ではありません!
※一番これが多い気がしますね!
◆体脂肪量が増えた
一番残念なパターンですが、
体脂肪量が増えて体重が増えるパターンですね。
ただ、
この場合1日でドカンと増える事はありません。
数日かけてじっくりじっくり増えてきた場合は
要注意です!
◆筋肉量が増えた
最高の結果!
筋肉量が増えればその分
体重が増えます!
ダイエット初期に起こりやすい傾向です。
※脂肪よりも筋肉の方が重たいですしね。
◆水分が増えた
これも本当によくあるパターンです。
水分をたくさん飲むとその分体重は増えます。
もちろんまったく気にする必要はありません!
※水太りなんて物は存在しませんから!
◆前回の測定数値が低すぎた
例えば、
前回測定時に極端に摂取量が少なかった場合、
その日の体重は少なくなりますが、
通常の摂取量に戻った後は
当然体重も元に戻ります。
その分を差を感じてしまいますね。
◆ホルモンの影響
長期的な食事制限や急激な減量は、
代謝率を減少させる可能性があります。
これにより、
同じカロリーを摂取しても
以前よりも脂肪が蓄積しやすくなります。
体脂肪率の罠
体脂肪率は一つの目安になりますが、
全てを信用してはいけません!
当然ですが、
あくまでも率であって
量では無いです。
つまり水をたくさん飲んで測定すれば
体内の水分が増え、
その分体脂肪量の割合は低くなります。
※逆もまたしかり
体脂肪率も重要ですが、
気にするべきは体脂肪量です!
ダイエット中見るべきポイント
下記に重要なポイントをまとめます。
体脂肪量
純粋な体脂肪の量を表します。
体重が減っていても
この数字が変わらなければ意味がありません。
筋肉量
全てにおいて重要なのが筋肉。
基礎代謝はもちろん、
活動時のエネルギー消費(活動代謝)
を上げてくれるのがこの筋肉です。
徐脂肪体重
ほとんど脂肪量や筋肉量と同じ意味合いです。
徐脂肪体重は
体重から体脂肪量を引いた数字です。
つまり筋肉や水分、骨などの重さです。
この徐脂肪体重の変動が
どうなっているのかをチェックする事が重要です。
ウエスト
体重に変動が無くても
ウエストが減っていれば
体脂肪量が減っている可能性が高いです。
体組成と同じくウエストも一緒に
測る事をお勧めします!
鏡
結局一番は鏡を見る事!
体重だの筋肉量なんて数字を他人に見せる訳では無いですので!
毎日鏡に映る自分の姿をチェックし
理想に近づいているかを確認しましょう!
見た目最悪で体重が減るのと
見た目最高で体重が同じなの
どっちが良いですか?
その他諸々
その他にも、
安静時心拍数や血圧、血糖値、
歩行速度、歩幅など細かい所もチェックも必要です。
体脂肪量と筋肉量の出し方
「うちの体組成計は体重と体脂肪率しか出ない」
なんて方も多いはずです!
でも大丈夫!
体重と体脂肪率が分かれば
体脂肪量も筋肉量(正確には除脂肪体重)
も分かるんです!
詳しくはこちらをチェック!
まとめ
ダイエット中は体重だけに目が行きがちですが、
他に気にするべきポイントがあります!
日々の体重増減に一喜一憂せず
焦らず時間をかけてゆっくり
結果を出していきましょう!