【データあり】たばこ1箱分に匹敵する悪い習慣

様々ある世の健康被害。
中でもトップクラスに害があると言われるのがタバコですよね。

でもそのタバコに匹敵するレベルの
健康被害(被害習慣)があります。
誰もが身近に起こりえる事。
それは。。。

目次

  1. ■タバコに匹敵する悪い習慣
  2. ■座り過ぎの具体的リスク
  3. ◎死亡リスク
  4. ◎2型糖尿病・代謝異常
  5. ◎心血管疾患
  6. ◎腰痛リスク
  7. ■いくら運動習慣があっても長時間座位は危険
  8. ■座り過ぎが健康被害を起こすのはなぜ?
  9. ■関連記事

■タバコに匹敵する悪い習慣

ズバリ!
『座り過ぎ』です!

日本人の平均座位時間は7時間と言われていますが、
それは世界で最も長い時間です。

https://www.mhlw.go.jp/content/000656521.pdf?utm_source=chatgpt.com


■座り過ぎの具体的リスク

では座り過ぎには具体的にどんなリスクがあるのでしょうか。

◎死亡リスク

いきなりズバッといきますが、、、

歩数が最小のグループと最多のグループで比較すると、
最小グループは最多グループに比べ
死亡リスクが3倍高い
事も分かりました。

逆に、
3,000歩/日~16,000歩/日
と1日の歩数を多少で比較したところ、
1,000歩/日増えるごとに
死亡リスクが12%減少するというデータがあります。

たった1,000歩で12%はかなり大きな差です。

Daily Step Count and All-Cause Mortality: A Dose-Response Meta-analysis of Prospective Cohort Studies – PubMedEven a modest increase in steps per day may be associated witpubmed.ncbi.nlm.nih.gov

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34417979

毎日の歩数と全死亡率:前向きコホート研究の用量反応メタアナリシス

アフマド・ジェイディ12、 アリ・ゴハリ3、 サキネ・シャブ・ビダール

※1日に座っている時間が4時間未満の成人と比べ、
1日に11時間以上座る人は
死亡リスクが40%も高まるとも言われています。。。

◎2型糖尿病・代謝異常

長時間座ることで
筋肉活動が減り、血糖制御(インスリン感受性)
が低下する可能性が高いとされます。
実際、座位行動が高血糖、脂質異常、
メタボリックシンドロームと関係しています。

Too Much Sitting: The Population-Health Science of Sedentary Behavior – PMCEven when adults meet physical activity guidelines, sitting fpmc.ncbi.nlm.nih.gov

◎心血管疾患

長時間座位が、
心筋梗塞・脳卒中・血管系リスク増大と関連する報告も多数あります。

◎腰痛リスク

筋活動が低下し、
腰痛、仙腸関節負荷、姿勢異常、頸部の
ストレスなどが強くなります。
※ぎっくり腰リスク等

Musculoskeletal disorders and prolonged static sitting – OSHwiki | European Agency for Safety and Health at WorkIntroduction Prolonged static sitting is a type of sedentaryoshwiki.osha.europa.eu


■いくら運動習慣があっても長時間座位は危険

「週3でジム通ってるから大丈夫!」
的なご意見もあるかもですが、
残念ながらその考えは危険です。

下記の研究では、
いくら運動習慣があっても
座り過ぎは深刻な健康リスクや
死亡率を上げる事が分かっています。

つまり、ジムに行く習慣があっても
家で運動をしていても
座り過ぎる習慣があっては意味が無いという事です(>_<)
※もちろん完全に無意味では無い

https://www.acpjournals.org/doi/10.7326/M14-1651

成人における座位時間と疾病発生率、死亡率、入院リスクとの関連:系統的レビューとメタアナリシス

定期的な運動の有無にかかわらず、
長時間座っていると心臓病、糖尿病、がん、
そして死亡のリスクが高まることを示唆しています。


■座り過ぎが健康被害を起こすのはなぜ?

下半身には全身の筋肉の約70%があり、
特に大腿四頭筋(太もも前側)には
最も大きな筋肉があります。
筋肉は使われると、
糖代謝や脂肪を分解する酵素の働きが活発になり、
エネルギー消費が高まります。

座る時間が長くなると、
当然下半身の活動量が減り、筋肉量の低下や
代謝の減少が起こります。
すると、
肥満、高血圧、血糖値上昇、脂質異常など、
メタボリックシンドロームのリスクが高まり、
心臓病や脳卒中、がんなどの
大きな病気につながる可能性が高くなります。


■関連記事

https://note.com/embed/notes/n3688abc82bc0

以上、最後までお読みいただき

ありがとうございます!