ちょっとした事で痛みが緩和されるかも!

皆様こんにちわ!
フィットネス・スポーツトレーナーの菅谷です!

さて本日のテーマは
私の実体験を元にしたものです。
ズバリ
『視野を広く痛みと向き合う』

『筋肉や骨が損傷している訳では無い。ちょっとした事で緩和するかも』


でございます!

※この記事で〇〇の痛みが緩和される
という事をお伝えするものでは無く
あくまでも一つの事例紹介ですので誤解なく!

目次

  1. ■「病は気から」は存在する
  2. ■私の実体験
  3. ■とあるお客様の実例
  4. ◎試せる事は全部試す
  5. ■マッサージしても意味無いって!
  6. ■まとめ

■「病は気から」は存在する

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「病は気から」
この言葉を都市伝説的扱いをする方が
いらっしゃいますがこれは本当です!

メンタルが落ち込んだり
人目を気にしすぎたりすると
脊柱(背骨)は丸まり
肩甲骨は外転(猫背)になります。
猫背になると前面にある
各内臓は圧迫され血流は悪くなり
呼吸も浅くなります。
血流が悪く、呼吸も浅いとなると
当然肩こりや腰痛のリスクは上がります。

また、
本来痛みが生じる動きを
好きな食べ物の話をしながら行うと
痛みが消える
という事も珍しくありません。

更に、
精神的に弱っていると表情が強張ったり
表情筋が下がることがあります。
これだって肩関節の可動域を低下させる一つの要因なんです。


■私の実体験

「病は気から」が嘘では無い実例を
私の実体験を元にお話しします。

私はほんの少し前まで
右小指に強い痺れや痛みを感じていました。
症状が酷い時には拍手も出来ないし
寝てても強い痺れを感じ起きる事も。
当時は小指側に繋がる尺骨神経の圧迫や
頸椎側(首)から来る痺れかなと思っていましたが
とある一件の出来事で考えが一変します。

それが健康診断で行った尿検査での
「尿糖+1」という検査結果です。
その検査結果を受けて
「糖尿病なのでは?」という
不安感や疑問点が強くなってきました。
もちろん体重も体脂肪量も適正ですが
糖尿病でも1型、2型と2種類あり
生活習慣が原因では無いケースがあります。
「ヤバい、マジで糖尿病なのか。。。」
と日々考えているうちに
小指の痺れはだんだん強くなる一方。
※めっちゃ早食いなので
糖尿病の可能性はゼロでは無いかなと笑

しかし!!!

妻からの
「別の病院で再検査しよう」
というしつこい提案を受け再検査をしました。
すると検査結果はまっっったく問題無し!
正常中の正常。
糖尿病とは関係無い事が分かりました。

案の定、それ以降小指の痛みは激減し
今ではほぼ気にならなくなりました!

つまり気持ちの問題だったんです。
もちろん尺骨神経や
首に対するアプローチはしていません。

あなたも同じような経験ありませんか?


■とあるお客様の実例

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◎試せる事は全部試す

お客様の膝痛緩和事例です。
直近2年4か月間
膝痛に苦しむお客様がいらっしゃいます。
しかも膝が伸び切らない状態。
整形外科や整骨院にも通い続けていますが
一向に痛みが改善されない。。。
特に朝の痛みが酷く
痛み止めの薬を2年4か月
飲み続けている状態です。
(飲まないと痛みが酷い)
担当の先生からは
「膝に水が溜る」
「炎症が起きると痛みが出る」
と説明を受けていたそうです。

私も様々な可能性の中から対策を練り
症状緩和と膝関節完全伸展(伸びきる)
に向けて努めていました。
曲がっていた膝関節は
徐々に伸びるようなりましたが
完全伸展(伸びきる)まではもう少し。。。

そしてとある日のセッション中、
膝蓋骨(膝のお皿)の動きが気になりました。
もちろん最初にチェックはしていますし
病院からも膝蓋骨について言われた事は無い
とお客様はおっしゃいます。

病院も私も
膝に水が溜る事が大きな原因と考えていましたが
「もしかしたら膝蓋骨の動きが悪いのかも」
と仮説を立てました。
※今思うと何でもっと早く対処しなかったのかと自分を責める。。。

その時から膝蓋骨の動きを良くするアプローチを続けた所
(膝曲げ伸ばしの際、お皿が一緒に動きます。)
その翌朝から薬を飲まずに生活出来ています!
2年4か月間、
一度も欠かす事が出来なっかった朝の痛み止めを!

更に!
足を引きずっていた朝一も
スムーズな歩行に近づいています。

この膝痛の事例は
視野を大きく広げ
都度都度適切なテストを行い
適切なアプローチが出来ていれば
もっと早く症状が緩和していたのでは
と思います。。。(´;ω;`)ウゥゥ


■マッサージしても意味無いって!

この事例は以前もご紹介しましたが、
しつこく発信します!

「〇〇が痛い=〇〇筋が原因」
と特定したくなります。
で、
その部位をマッサージでほぐしてみたり、
電気を流してみたり。
もちろん効果は期待出来ますし、
必要です!

ですが!!

その痛みが私生活のちょっとした事が
原因だったらどうでしょうか。

例えば、
「肩こりが酷いから
関与する筋肉をほぐす」
当然必要ですが、
また同じ私生活に戻ると痛みが出る。
これの繰り返しです。
理由は簡単で
痛みの原因を無視しているから!
肩こりの原因がA筋だとするならば
なぜそのA筋が緊張したのかが重要です。
その方の場合は、
仕事中の上着でした。
職場のデスクの真上に冷房があり
冷風が直で当たる為、
重たい上着を着て仕事をしていたと。
いくら原因がA筋だったとしても
この場合マッサージはほぼ無意味です。
次の日にまた重たい上着を着て8時間デスク作業する訳ですから。

逆に言えばこの方の場合、冷房と上着対策をするだけでマッサージや電気治療をしなくても症状緩和を期待できる訳です!

慢性痛の多くは
痛みが出ている部位はあくまで結果であって
原因はほかにある事が多いです。

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だから!!
私生活に目を向ける事もメッチャ重要です!
というお話です。


■まとめ

肩が痛い
腰が痛い
指が痺れる
膝が痛い
様々な痛みがありますが、
組織的な損傷をしていない場合は
大きな視点で観察し
大きな可能性を考える必要があるな
と気付かされた事例でした!
そして「病は気から」
も実際存在します!

また慢性痛の場合
病院に行ったり
整骨院に行かなくても
ちょっと生活を見直すだけで
解消を期待できます

最後までお読みいただきありがとうございます!