肩こりや腰痛などの慢性的な痛み、
あるいはスポーツでのパフォーマンスの伸び悩み。
皆さんは、体を良くしようと思った時にまず何をしますか?
多くの方がマッサージや整体に行き、
体をほぐしてもらうと思います。
しかし、「施術の後は楽になるけれど、数日経つとすぐに元の硬い状態に戻ってしまう…」と悩んでいませんか?
実は、本当の意味で身体を変えるためには、
ベッドの上でマッサージやストレッチを受けるだけでは不十分です。
一生モノの痛みがない体、そして思い通りに動ける機能的な体を手に入れるためには、絶対に外せない「3つのステップ」があります。
今回は、根本的な身体の改善に向けたロードマップを解説します。
■ ステップ1:動くようにする(受動的アプローチ)
まずは、筋肉や関節などの組織が
物理的に正常に動く状態を作ります。
例えば「肩がスムーズに上がらない」という場合、
まずは硬く縮こまった筋肉をほぐし、
肩甲骨周りや鎖骨が本来の可動域まで動かせるようにする必要があります。
ここではマッサージやペアストレッチなど、
他人の力や外部の力を借りる受動的(受け身)なアプローチで構いません。
マイナスになってしまった体の状態を、まずはゼロに戻す作業です。
しかし、多くの人がここで満足してしまいます。
日常の身体の使い方(癖)が変わっていなければ、
すぐにまたマイナスへと戻ってしまうのです。
■ ステップ2:自分の意思で動かす(能動的・意識的アプローチ)
ステップ1で動くようになった可動域を、
今度は自分の力でコントロールする練習に入ります。
ここからがトレーニングの領域です。
人に動かしてもらえば広がる関節を、
今度は自分の筋肉をしっかり使って自力で動かす。
これは単に筋肉を大きくするというより、
脳と筋肉の「神経回路」を繋ぎ直す作業です。
筋肉を単体で鍛えるのではなく、
体全体の連動性を意識した動きのコントロールが重要になります。
頭の中で「ここをこう動かそう」と強く意識しながら、
自らの意思で能動的に体を動かしていく段階です。
■ ステップ3:無意識に動かせるようにする(自動化・日常化)
最終的なゴールはここです。
日常生活で階段を上る時、椅子から立ち上がる時、
あるいはスポーツの試合中、
私たちは「今、膝の角度を何度にして、股関節から動かして…」
といちいち考えていませんよね?
意識しなくても、勝手に効率の良い正しい体の使い方ができる。
この無意識の自動化まで落とし込んで、
初めて変わったと言えます。
ステップ2で意識して反復した正しい動作を、
最終的には無意識下での良い癖(※⇦これ重要!)
にする事が重要です。
■ まとめ:マッサージの「その先」へ行こう
体を変えるプロセスは、必ず以下の順序で進みます。
- 受け身で「動く状態」を作る(受動的)
- 頭で考えながら「自分で動かす」(能動的・意識的)
- 考えなくても「勝手に動く」状態にする(無意識的)
もしあなたが今、ステップ1の「ほぐしてもらう」ケアだけで止まっているなら、
非常にもったいない状態です。
ぜひステップ2の「自分でコントロールして動かす」
機能的なトレーニングを取り入れてみてください。
根本的な動作の改善こそが、慢性痛の解消や、
パフォーマンスの高い体への最短ルートです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます!
