ビジネスマンの敵!疲労とストレスを対策する一つの方法!

忙しいビジネスマンは、
「朝から身体がだるい」
「寝ても疲れが抜けない」
「仕事が終わっても頭が休まらない」
そんな状態になることがあります。

ビジネスマンにとって、
疲労やストレスは仕事のパフォーマンスを落とす大きな敵です。

そこで、ぜひ習慣にしてほしいことがあります。

それが、
「朝にしっかり光を浴びること」
です。

「出たよ。またその情報」
って思いましたよね?

朝の光を浴びることは、
単に「目を覚ます」だけではないんです!

朝から夜、そして翌朝まで続く
身体のリズムを整える重要なスイッチになります。

■朝の光で脳を活動モードに切り替える

朝起きて目から光が入ると、
その情報は脳の「視交叉上核」という場所に伝わります。
※体内時計をコントロールしている場所

つまり朝の光を浴びることで、脳が
「朝になった。これから活動する時間だ」
と認識します。

そして体内時計が外の時間に合わせられ、
眠っていた身体が日中の活動モードへと切り替わっていきます。

実際、光には覚醒度を高める作用があり、
光と覚醒についてまとめた研究でも、
明るい光が眠気や覚醒に影響することが確認されています。


■セロトニンが疲労ストレスケアの一歩

このとき関係してくるのが「セロトニン」です。

セロトニンは、気分や覚醒、
睡眠などに関係する神経伝達物質です。

健康な男性101人を対象にした研究では、
脳のセロトニン代謝は冬に低く、
明るい日照時間が長いほどセロトニン産生が高い傾向
が報告されています。

そのため、
朝に光を浴びる
↓
体内時計が整う
↓
脳の覚醒が始まる
↓
セロトニン系の活動にも関係する

という流れで考えると分かりやすいでしょう。

厳密には
「朝日を浴びればセロトニンが一気に大量分泌される」
という単純な仕組みではありませんが、
光とセロトニン活動には関連がある事は
間違いないとされています。


■夜になるとセロトニンを材料にメラトニンが作られる

そして夕方から夜になると
、身体は今度は「休むモード」へ移行します。

ここで重要になるのが、
メラトニンです!

メラトニンは
睡眠・覚醒リズムを調整するホルモンで、
一般的には「睡眠ホルモン」と呼ばれています。

メラトニンは、
トリプトファン
↓
セロトニン
↓
メラトニン

という経路で作られます。

つまり、
セロトニンはメラトニンを作るための材料の一つ
でもあります。

夜になり周囲が暗くなると、メラトニンの分泌が増え、
「そろそろ身体を休ませよう」
という状態へと切り替わっていきます。


■メラトニンが「休息できる身体」を作る

メラトニンが増えると眠気が起こりやすくなり、
深部体温も低下していきます。

身体が活動モードから休息モードへ切り替わっていくわけです。

睡眠中には自律神経活動も変化し、
身体は日中の活動状態とは異なる休息に適した状態になります。

メラトニンによって
睡眠や体温など夜の生理状態が作られ、
その中で自律神経も休息に適したリズムへ切り替わる

というイメージが妥当でしょうか。

メラトニンが睡眠傾向を高め、
深部体温を下げる作用についても研究されています。


■翌朝の疲労・ストレス軽減につながる

ここまでを一つにつなげると、

朝に光を浴びる
↓
体内時計が整う
↓
脳が覚醒、セロトニン系も活動する
↓
夜、セロトニンを材料にメラトニンが作られる
↓
身体が睡眠・休息モードへ切り替わる
↓
睡眠によって身体と脳を休ませる
↓
翌朝の疲労感やストレス感の軽減につながる

という流れになります。

当たり前ですが、
朝日を浴びた瞬間に疲労が取れるわけではありません。

朝の光によって
「昼は活動する、夜は休む」
という24時間のリズムを作ることで、
夜にしっかり休息できる身体を作っているのです。

光は人間の体内時計を24時間周期に合わせる非常に重要な刺激であり、朝の光は概日リズムを前進させる方向に作用することも知られています。


■疲労回復は「朝」から始まっている

仕事で疲れていると、
「夜は早く寝よう」
「マッサージを受けよう」
「お風呂に入ってリラックスしよう」
と考えます。

もちろん、これらも大切です。
しかし、夜に良い睡眠を取れるかどうかは、
夜だけで決まるわけではありません。

朝に身体へ「朝ですよ」と知らせることも重要です。

★朝起きたらカーテンを開ける。
★できれば少し外へ出る。
★通勤前に数分歩いてみる。
★朝食後に外へ出てみる。

これだけでも「朝に光を浴びる」という習慣は作れます。

疲労やストレスを完全になくすことはできません。

だからこそ、
疲れない身体を目指すのと同時に
疲れても回復できる身体のリズムを作る。

そのための一つの方法が、
「朝の光を浴びること」
です。

ビジネスマンの疲労回復は、
夜寝るところからではなく、
朝、光を浴びるところから始まっているのかもしれません。

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